踏み間違え防止装置の対象 75歳未満も検討 東京都

昨今、高齢ドライバーによる重大事故が相次ぐ中、東京都は先月5日、高齢者の事故防止策を協議する検討会を設置しました。その中の踏み間違え防止装置の購入補助の対象年齢について、東京都の小池知事は、75歳未満の高齢者も検討していることを明らかにしました。

75歳にこだわらず模索

先月5日、東京都は、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進事故を防ぐための防止装置の費用を、東京都が9割程度を補助する方針を打ち出していますが、対象年齢や時期などの具体案は明らかされていません。

これらの件について、小池知事がTOKYOMXの単独取材に応じ、対象年齢については免許証の更新時に高齢者講習が求められる75歳からではなく、それ以下も含める考えを示唆しました。

また、小池知事は「高齢者の踏み間違いによる事故を減らす観点で、75歳にこだわることなく、最も効果が出る案を模索し、皆さんにお伝えしたいと思っている」と話しています。

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