都内:免許証返納者がGW後3日間で1200人以上に

2019年5月11日から春の全国交通安全運動が始まりますが、すでに全国各地で安全運動を呼びかけるイベントが開かれています。そんな中、東京都内で高齢ドライバーを中心に運転免許証の自主返納者が増えていることが分かりました。

◇ GW後の3日間で1,200人以上

先月、東京・池袋で高齢ドライバーの暴走により、母親と3歳の女児がはねられ死亡する事故など、全国各地で高齢ドライバーによる事故が相次いでいます。そんな中、東京都内ではゴールデンウイーク明けの3日間で高齢者を中心に、1,200人以上の人が運転免許証の自主返納をしたことが分かりました。

自主返納した人は「これだけ交通事故が多いから、前から止めようと思っていた。やっぱり返した方がいいね」「今回の池袋事故があって、パパ、もうやめてって孫たちが」などと話していました。

・4月の池袋暴走事故後が特に急増した

特に池袋の暴走事故が起きた翌週は、都内で運転免許証の自主返納した人も1,200人以上に上り、前の週の2割以上増えていたということです。