埼玉:H30年高齢者の死者83人 ワースト3位

埼玉県警は、平成30年中の交通事故による高齢者の死者数が83人だったことを公表しました。この人数は、全体の47%を占めており、特に75歳以上の死者数が53人と全死者の3割を超えました。

◇ 埼玉県全国ワースト3位(前年比-2人)

埼玉県の交通事故による死者数は175人(前年比-2人)で、全国でワースト3位という結果になりました。1位が「愛知県:高齢者死亡者数【103人】・全体【189人】」、2位が「千葉県:高齢者死亡者数【97人】・全体【186人】」。全国では「高齢者死亡者数:【1966人】・全体:【3532人】」でした。

◇ 高齢者の死亡事故の特徴

平成30年中に、埼玉県では83人の高齢者が交通事故で命を落としています。交通死亡事故についてですが、埼玉県警では交通死亡事故の特徴を分析し、その結果が下記の通りです。

・歩行者・・・「39人」
・自転車・・・「25人」
・四輪車・・・「14人」
・二輪車・・・「5人」

全体の約8割が、歩行時と自転車に乗っている状態で死亡しています。また、それぞれの事故を昼夜で分けると、歩行者の場合は「昼:12人」「夜:27人」。自転車は「昼:18人」「夜:7人」でした。

埼玉県警は、歩行者は反射材を着用し、自転車に乗る方は、交通ルールを守るよう呼び掛けています。