入所者の投票用紙に勝手に記入 老人ホーム施設長ら逮捕

先月の参議院選挙の不在者投票で、意思表示ができない入所者の投票用紙に勝手に記入し、投票を偽造したとして、公職選挙法違反の疑いで鹿児島県奄美大島の特別養護老人ホームの施設長ら4人が逮捕されました。

公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、鹿児島県宇検村の特別養護老人ホーム【虹の園】施設長・中田みどり容疑者(71)ら施設の職員あわせて4人です。

警察によりますと、4人は先月、老人ホーム内で行われた参議院選挙の不在者投票で、意思表示ができない70代から80代の女性入所者4人の投票用紙を勝手に特定の候補者名などを記入し、投票を偽造した疑いが持たれています。

警察は、4人の認否は明らかにしていません。

事件が起きた施設

鹿児島県大島郡宇検村大字須古2-4:特別養護老人ホーム【虹の園】