「介護に疲れた」認知症女性を殺害 同居の男を逮捕

2019年7月24日、東京・北区の公園で、同居していた85歳女性の首を絞めて殺害したとして、75歳の男が逮捕されました。男は「介護に疲れた」などと供述しているということです。

「介護に疲れたので殺した」

殺人容疑で逮捕されたのは、東京・北区の荒井静吾容疑者です。警察によりますと、24日夜、荒井容疑者は自宅近くの公園で、同居していた遠山ヒナ子さん(85)の首をネクタイで絞めて殺害した疑いが持たれています。荒井容疑者も刃物で自分の手首を切り、自殺を図りましたが命に別条はありません。事件後、荒井容疑者は「妻を公園で殺した」と自ら警察に届けていました。

荒井容疑者は、殺害された遠山さんと40年以上前から同居しており、遠山さんは認知症の症状があったということです。警察の取り調べに対し、荒井容疑者は「介護に疲れたので殺した」「自分も死のうと思った」などと供述しているということです。

事件があった公園

東京都北区東田端2丁目13