着替え手間取る父を暴行 38歳息子を逮捕 介護疲れ

先月27日、千葉県鎌ヶ谷市の自宅で、着替えに手間取った父親の腹部を殴り死亡させたとして、傷害致死の疑いで38歳の息子が逮捕されました。

◇ 介護のストレスが原因か

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、会社員「桜庭 賢二」容疑者(38)です。警察によりますと、桜庭容疑者は先月27日、千葉県鎌ケ谷市の自宅で、着替えに手間取った父親の克悦さん(64)の腹部を拳で殴り、出血性ショックで死亡させた疑いが持たれています。

桜庭容疑者は、当初は救急隊らに「父親が階段から落ちた」などと説明していましたが、司法解剖の結果などから、今回の事件が発覚しました。

警察の取り調べに対して、桜庭容疑者「父の介護にストレスを感じていたためやってしまった」などと供述しており、容疑を認めています。