認知症の父親を暴行し殺害 44歳長男を逮捕 川崎

2019年5月16日から22日までの間に、川崎市に住む72歳の父親を殴る蹴るなどして死亡させたとして、同居する44歳の長男を逮捕しました。父親は、軽度の認知症を患っていたということです。

◇ 普段は長男が介護をしていた

父親を死亡させたとして逮捕されたのは、川崎市幸区の自称・設計士「古城 和也」容疑者(44)です。古城容疑者は、16日から22日までの間、72歳の父親の背中や手足に複数回、暴行を加えて死亡させた疑いが持たれています。父親は、軽度の認知症を患っており、普段は古城容疑者が介護をしていたということです。

警察によりますと、16日未明に父親が路上に倒れているのを警察官が見つけ、古城容疑者が迎えに来た後、帰り道や自宅で暴行していたとみられています。また、その翌日から入浴にも介護が必要になったということです。

警察の取り調べに対して、古城容疑者は「あざになるほどの暴行はしていない」と容疑を否認しています。