福岡:飲酒運転で高齢男性をはね逃走 タクシー運転手逮捕

2019年2月28日午後5時ごろ、酒気帯び状態で運転をしていたタクシー運転手が、福岡県北九州市の住宅街で68歳の男性をはね、そのまま逃走したとして、警察は酒気帯び運転などの現行犯でタクシー運転手を逮捕しました。

◇ きっかけは、家族と孫の追跡

ひき逃げ、酒気帯び運転で逮捕されたのは、福岡県北九州市八幡西区陣山のタクシー運転手「柳田 勝弘」容疑者(50)です。先月28日午後5時頃、酒気帯びた状態で運転していたタクシー運転手は、福岡県北九州市の住宅街で68歳の高齢男性をはね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

事故にあった男性は、道路で孫と遊んでおりタクシーが来たので避け一度は通り過ぎましたが、道の先が工事中だったため男性のところまでバックし、そのままぶつかって逃走したということです。一緒にいた家族(妻・義理の娘・孫)がタクシーを追いかけ、タクシー事業所に車が入っていくのを目撃し運転手を引き留め、警察に通報したということです。

◇ 基準値の2倍のアルコールが検出

柳田容疑者の呼気からは、基準値の2倍のアルコールが検出。柳田容疑者は、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。柳田容疑者は、警察の取り調べに対して容疑を認めています。警察は、飲酒の状況やひき逃げについて調べを行っています。