金銭問題で69歳母親殺害 50歳男起訴内容認める

2018年8月6日、北海道函館市で69歳の母親の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われている50歳の男の裁判で、男は起訴内容を認めました。

◇ 間違いありませんと起訴内容を認めている

殺人罪に問われているのは、北海道函館市の「田名辺 治」被告(50)です。田名辺被告は、2018年8月6日に函館市本町のアパートで、当時69歳の母親の首を絞めて殺害し逮捕されました。2人は近くで別々に暮らしていました。

冒頭陳述で検察側は「ギャンブルで金に困り、年老いた母親から金を借りられなくなることから、自分と母親の将来を悲観し犯行に及んだ」と主張しました。

一方、田名辺被告の弁護側は「金に困り、母親の面倒が見られなくなるため殺害を決意した」と述べています。裁判は、現在も続いています。