敦賀市臨時職員の23歳女逮捕 76歳女性に詐欺

2019年1月9日、滋賀県彦根市の76歳高齢女性から現金600万円を騙し取ったとして、福井県敦賀市市役所・児童家庭課の臨時職員「竹野 優奈」容疑者(23)を詐欺の疑いで逮捕しました。竹野容疑者は「分からない」と繰り返し容疑を否認しています。

◇ オレオレ詐欺グループの受け子役として加わる

昨年3月1日滋賀県彦根市に住む76歳の女性に、息子を装った仲間が複数回電話をし「会社のかばんを落とした」「決算日で750万円を振り込まなければいけない」などの嘘の電話を掛け、竹野容疑者が滋賀県大津市の路上で女性から現金600万円を詐取した疑いが持たれています。女性は、その後息子に電話をして騙されたことに気づき、警察に届け出ました。

警察は、現場の防犯カメラの映像から現金を受け取っていた女を竹野容疑者と特定し、今月9日に詐取の疑いで逮捕しました。

◇ 学童保育担当していた市の臨時職員

竹野容疑者は、昨年5月1日付で福井県敦賀市の臨時職員として採用され、児童家庭課で学童保育を担当し、市内の「沓見(くつみ)学童クラブ」で小学生に勉強を教えるなどをしていました。勤務態度に問題はなく、8日まで通常通り勤務していたということです。

取り調べに対して、竹野容疑者は「わかりません」と容疑を否認しているということです。