【茨城】住宅火災で2人の遺体 1人は数日前失血死していた

2018年12月7日に、茨城県土浦市で住宅3棟を全焼する火事で、焼け跡から2人の遺体のうち67歳の男性と判明しましたが、火災の数日後に死亡していたことが分かりました。

◇ 男性の遺体の首には切り傷があった

7日午前3時ごろ、茨城県土浦市中村南の住宅街から出火し3棟が全焼、5棟の壁などが焼ける火事がありました。全焼した住宅から「佐藤 幸雄」さん(67)と、その長男の智也さん(42)の遺体が見つかりました。

警察によりますと、幸雄さんの首には切り傷があり、火災の数日前に死亡していたことが分かりました。司法解剖の結果、死因は失血死によるものでした。また、長男の智也さんの死因は焼死でした。

佐藤さんの自宅には灯油をまいた形跡があることから、警察は幸雄さんが死亡した後に、智也さんが自殺を図った可能性があるとして捜査を進めています。