孫が82歳の祖母をハンマーで殴り殺害 島根

2018年11月5日午前に、島根県出雲市の住宅で、82歳女性と46歳女性が死亡している事件がありました。警察は、この二人の女性を殺害した疑いで、同じ家に住む孫の21歳の男を逮捕しました。

◇ 祖母をハンマーで殴り殺害

5日午前9時半ごろ、親族から119番通報があり救急隊員らが駆けつけたところ、祖母の安枝さんが1階の階段下で血を流して倒れていた。当初は誤って階段から落ちたと判断したということです。

しかし午前10時半ごろ、念のため警察に通報し、駆けつけた警察官が2階を調べたところ、義理の娘である圭子さんが血を流して死亡してところを発見されました。

警察は、現場の状況から殺人事件として捜査を行い、6日未明に安枝さんの孫、圭子さんの次男の「原 聡悟(そうご)」容疑者(21)を殺人の疑いで逮捕しました。この家には、5人暮らしで、事件当時は圭子さんの夫と長女は外出していたということです。

警察の取り調べに対して「祖母をハンマーで殴って殺害しました」と供述しており、また母親の圭子さんの殺害も認めているということです。警察は、2人を殺害した動機などを詳しく調べていく方針です。